ストーカーから自分を守る

元恋人をストーカーにさせない別れ方

ストーカー被害の過去の被害状況を見ても、
元恋人がストーカーになってしまう例は、多々あります。
約50%が元恋人なんですよね。

だったら、恋愛なんかしなくていい?

いえ、人にとって恋愛は大切なことですよね。
いろんなこと知って学んで、喜怒哀楽を共にして、
1つの恋愛で人は大きく成長するものです。

それでも、実際にお付き合いしてみると、
自分と合わない感じがしたり、理解できない部分が
出てくるのは、互いに当たり前のことで、
すべての恋愛が上手くいくわけではありません。

そして、色々な道のりを経て、結果として別れを迎えたとき。

すっかりキモチが離れてしまっていても
イヤでイヤで顔を見るのも嫌になってしまっていても
一刻も早く全てを片付けて、次へ進みたくても

相手を傷つける別れ方だけは、絶対にしてはいけませんよ。

恨みを持たせること、未練を持たせること、
気持ちを踏みにじるようなこと、
いくら嫌だからとはいえ、相手は同じ人間です。
最低限の思いやりを持って、誠実な別れ方をするように
自分も努力することを忘れないでくださいね。

上手な証拠の残し方

ストーカー被害に遭っていることを
警察や裁判所などに相談する場合、
どうしても提出を求められるものが証拠です。

ストーカーから送られた手紙やプレゼント、
贈り物、メール、電話の記録、または中傷のビラなども、
なんでも証拠になります。

でも、ハッキリ言って「残しておきたくないもの」ばかり。

スグに処分したい気持ちはよく解ります。
でもね、絶対に、感情的にならないようにしてください。

気持ち悪いし、本分でもない、嫌なことに割く時間とパワーは
ものすごく自分を疲れさせるものですよね。
でも、そこは冷静になって「証拠を残しておかなければ!」
日に日に手の施しようがなくなってしまいます。
一刻を争う事態にもなりかねません。

いつ、どこで、どうでもらったか、
どういうカタチのアクションがあったのか
克明に記しておいてくださいね。

警察に助けを求めたときも、裁判所に仮処分を求めたときも、
実際にストーカー行為が行われたのか
実証するための唯一の物品となりますからね。

ナマモノやお花は送り状と中身の写真を撮って、
原型が見えないように捨てましょう。
ストーカーはゴミさえもチェックすることがありますので、
捨てたことが解ると逆上され、身に危険が及んだり、
さらにエスカレートすることも、無きにしも非ずですよ。

警察に相談するときのポイント

身の回りのことで困ったことがあったら、
相談するのはまず警察です。
ストーカー規制法が整備される少し前に起こったストーカー事件で、
警察の対応に不備があったことも手伝い、命が失われています。

悲しい事件を繰り返さないためにも、確実に警察を味方につけて、
一刻も早く対処をしてもらえるように行動しましょう。

ただ漠然と「ストーカーに遭っています」と言うだけでは、
まずその証言が本当かどうかがスタートになるので、
対処が遅れることは間違いありません。

警察に申し出るには、ポイントがあります。

・ストーカー被害を受けている証拠を出す
・親や、弁護士などに付き添いを頼む
・告訴状は書留で出す

告訴状と言うと難しい感じがしますが、
自分で作ることも可能です。

1)告訴人(被害を受けている人)の名前と住所
2)被告訴人の名前と住所(不明でも可)
3)被害の具体的内容と経緯
4)罪名(ストーカー行為等の規制に関する法律違反)

これらを明記して警察に告訴状を送ります。
書留で送るのは、確実に警察に受け取りをしてもらうため。
普通郵便だと、たくさんの郵便に紛れたり、
紛失することもありえますので、
確実に処理してもらえる書留で送りましょう。
内容はコピーして、保管することを忘れずに。

仮処分を申し立てる方法

仮処分という言葉は耳にしたことありますよね?
ニュースを見ていると、
時折キャスターの口から出る言葉です。

ところで、この仮処分。一体、何でしょう?
自分と全然関係ないような気がしていませんか?(^^)

実はこれは、ストーカー行為を止めさせる
ひとつの法的手段、民事法です。
特に、ストーカー規制法の適用外になる場合や、
ストーカー行為がエスカレートしていて危険であるとき、
裁判まで待っていられない場合に使えます。

仮処分は警察ではなく、裁判所に申し立てをします。
裁判所が、ストーカー本人を呼び出して、事情を聞かずに
行為を止めるように命令を出すことができるです。

仮処分を申し立てるときのポイントとして、
・被害の状況を実証する証拠が必要
・仮処分が下された後の、自分の身の安全を確保する

ストーカーが逆上することが十分に考えられます。
特に、身の安全に関して、裁判所内での護身はもちろんのこと
警察へ仮処分を申し立てることを告げて、
警備してもらうようのがベストです。

つきまとい行為とはどんなこと?

ストーカー規制法というのは、略称で
「ストーカー行為等の規制等に関する法律」が正式名です。

ここで言うストーカー行為等とは、
「つきまとい」と「ストーカー行為」の2種類があります。

簡単に言うと第2条の2で定められた「つきまとい」を、
何度も繰り返すと「ストーカー」です。
これが法律で定められたストーカーの定義です。

どんな行動がつきまとい行為になるのか見てみましょう。

1)つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがり、見張り、押し掛け
2)監視していると告げること、解るようにすること
3)面会、交際を強要すること
4)著しく粗野、乱暴な言動をすること
5)何度も電話をかける、メールを送る、FAXを送ること
6)著しく不快なものを送りつける、見える場所に置くこと
7)名誉を傷つけること
8)性的羞恥心を害するいやがらせをすること

これらを恋愛感情、好意が引き金となって、
このようなつきまとい行為をし、それが繰り返されるようなら
それは法に定められた紛れもないストーカーです。

ガマンするより、早く申し出てくださいね。

とはいえ、穴が多いようにも感じますよね…。
そんなときには「仮処分」という手がありますよ。

ストーカー規制法とは?

ストーカーが犯罪と認められるようになったのは
ほんの最近のことです。

それも、ストーカーによる凶悪な大きな事件が起きて、
数が増えたことも手伝って、やっと制定された法律です。

これまでは、迷惑な電話が続いていても、
電話会社への相談を勧められるだけだったり、
男女間の個人の問題には介入しないからと、
全く相手にしてくれないことがほとんどでした。

しかし、2000年ストーカー規制法が制定されたことにより、
「ストーカー被害に遭っています!」と
警察に直接届け出ることが出来るようになったのです。

ストーカー規制法で取り締まることが出来る
ストーカーは「恋愛感情や好意の感情、または
それが満たされなかったことに対するの怨恨の感情を
充足する目的がある」と定められています。

ですので、仕事上や近隣住民とのトラブルが原因で
ストーカー行為を被るようになった場合、
残念ながらストーカー規制法では取り締まれません。
代わりに、一般の仮処分で対処できます。

ストーカー被害を警察に届け出るとき、大切なことは
「ハッキリと被害を届け出て、
ストーカー規制法による取締りを申し出ること」です。
「相談」だけでは、警察が動くことはありませんので
覚えておいてくださいね。

被害データからわかること

本当は、ストーカー被害のデータなんて0件が良いのですが、
残念ながら、年々、データは増える一方です。
それでも過去のデータから学ぶことがたくさんあるので、
防犯のためにしっかりと分析しておきましょう。

生かさなくてはいけませんよね!(^^)

ストーカーと言うと、性別は男性で若い人、
大体20〜30代ぐらいというイメージがありませんか?

そのイメージは間違いではなくて、
ストーカーの6割が20〜30代です。
と、いうことは、後4割、その他の年齢ということになりますね。

実は、ちょっと驚きのデータなのですが、
50代以上の人が2割も占めているんですよね…!!

そして、ストーカー犯の性別ですが、女性が1割いるんです。
男性ばかりではないんですよ。

逆に、ストーカーに狙われるのは
20〜30代が飛びぬけて多くなっています。
被害者は女性が9割を占めるのですが、1割は男性です。

どうか「男だから」「歳だから」「もう色気ないから」と
油断することのないように…。

ストーカーの素性を知ろう

ストーカーは、妄想系、自己愛復讐系、支配系と
大きく3つの傾向かあります。

わかるような、わからないような…(-_-;;

妄想系というのは、相手の感情は置いておいて、
自分が好きだから相手も好きに違いないだろうと、
迷惑な妄想を膨らませるタイプです。
どんどんその妄想はエスカレートして、
あたかも現実のような演技をすることもあります。

自己愛復讐系は、自分が大好きな高慢タイプ。
変なプライドだけが高いので、例えばフラれたり、
不利な状況に立たされた場合は、執拗に逆恨みします。
そして恨みから、ストーカー行為に発展するのです。

支配系はその通り、恋愛対象を支配することに
異常な執着を見せるタイプです。
非常に嫉妬深く、全ての行動を監視したがります。
感情の起伏が激しく、暴力的、攻撃的です。

ストーカーの共通点として、
ストーキングの対象に異常ほど、強烈な執着心を見せます。
どんどんエスカレートもしていきます。

あくまで一例ではありますが、これらを踏まえて、
自分の周りの人との関係を客観的に見直すことも大切です。

ストーカー被害にあわないために

ストーカー被害に遭ってしまった場合、
つきまわれる以前に、ストーカーになってしまった人と
何らかの関わりがあったケースが9割です。
中でも、交際相手の比率が飛びぬけて高く、
ストーカー犯の5割を占めています。

他には配偶者や、職場の上司や同僚、後輩
家族や同居人、同窓会やコンパなどで知り合った知人など、
何らかの接触を持った人が、
ストーカーに変貌を遂げてしまっているのです。

普通に接していた人が、ストーカー変身するということは、
何らかのキッカケがあるはずですよね。

ということは、そのキッカケを作らないことが
何よりもストーカー被害に遭わない
イチバンの防衛方法と言えるのではないでしょうか。

知らぬうちに、自分では気付かぬうちに、
キケンな発言や行動をしてしまっているかも知れません。
日ごろから、自分の言動に十分注意し、
周りへの気配りも忘れないようにしたいものです。

ストーカーを放置しない勇気を持つ

いつの間にか、自分に付きまとう異性が現れたら、
それは、まぎれもなくストーカーです。

ストーカーとは忍び寄る人という意味がありますが、
そのコトバの意味をはるかに超越した、
残忍な事件が、毎日のように数多く報道されていますね。

ストーカー行為をする人と接触があった過去に、
なんらかのトラブルが火種となることがほとんどです。
その結果として、ストーカー被害を受けていることが多いため
自分にも心当たりがあることで、誰にも相談できない、
また、少しは「情」が残っていたりして、
被害者が、甘く考えてしまうこともあります。

しかし、放置しておいて良いのでしょうか?

自分の生活だけでなく、家族も巻き込み、
現在だけでなく未来さえも、壊しかねないストーカーを
野放しにしておくわけにはいきません。
解決は難しいかもしれませんが、
改善することは、不可能なことではありませんよ。

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